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筋肉痛が遅れてくるのはなぜ?年齢と運動習慣の影響

2024.10.22 カラダのお悩み解決コラム

涼しくなり、ぐっと秋めいてきましたね🍂
最近は久々に運動したら筋肉痛になったという話がちらほら…🏃‍♂️
運動をした後に感じる筋肉痛。
若い人は運動をしたその日に痛みを感じることが多いですが、歳を重ねると「翌日や2日後に痛みが出る」とよく言われます😂
この違いは、年齢による体の変化が大きく影響しています。
しかし、年齢に関係なく運動習慣があると、筋肉痛の感じ方は異なることがあります。
今回はその理由を解説したいと思います💪

若い人と歳を重ねた人の筋肉痛の違い

筋肉痛は、運動によって筋肉に小さな傷ができ、その修復過程で起こります。
この筋肉痛の出現時間に年齢が関係しているのは、体の修復スピードや血流の違いによるものです。

若い人:若い人は代謝や血流が良好なため、運動後すぐに体が筋肉の修復を始めます。そのため、筋肉痛が運動直後か、翌日には現れることが多いです。

歳を重ねた人:年齢を重ねると、代謝や血流が低下し、筋肉の修復スピードが遅くなります。そのため、筋肉痛が1日から2日遅れてやってくることが一般的です。これは、体が炎症を起こして筋肉を修復するまでに時間がかかるためです。

運動習慣があると筋肉痛はどうなる?

一方で、歳を重ねても運動を定期的に行っている人は、筋肉痛が遅れてくることが少なくなります。
運動習慣があると、体が運動の負荷に慣れ、筋肉や血流、代謝が若い人と同じように効率よく働くからです。

筋肉の適応力:運動を続けていると、筋肉は負荷に慣れて強くなります。この適応力があることで、筋肉は傷つきにくくなり、修復も早まるため、筋肉痛が遅れて現れることが少なくなります。

血流と代謝が維持される:運動習慣があると血流や代謝が良好に保たれ、筋肉の修復がスムーズに行われます。これにより、筋肉痛がすぐに現れ、早く回復することが期待できます。

回復力の向上:体が定期的に運動に慣れているため、年齢に関係なく、修復や回復のプロセスが効率よく行われます。これによって、筋肉痛が遅れることなく早めに現れる傾向があります。

まとめ

若い人は運動後すぐに筋肉痛を感じやすい一方、歳を重ねると筋肉痛が遅れてくることが多くなります。
しかし、運動習慣がある人は、年齢に関係なく筋肉が適応し、代謝や血流も良好に保たれるため、筋肉痛が遅く現れることが少なくなります。
筋肉痛を感じたときは無理をせず、適切に体をケアしながら、定期的な運動を続けていくことが大切です。

尾久銀座整骨院では、運動後の筋肉ケアや、年齢に応じた運動習慣のサポートも行っています💪✨
ご不明な点があれば、ぜひお気軽にご相談ください🤗