【腱鞘炎とは?】手首の痛みや違和感を感じたら要注意
こんにちは。小さな違和感が大きな痛みになる前に、身体の声に耳を傾けてみませんか?
今回は、日常生活やお仕事の中でよく見られる「腱鞘炎(けんしょうえん)」についてお話しいたします。
■ 腱鞘炎とは?
腱鞘炎とは、筋肉と骨をつなぐ「腱(けん)」が通るトンネル状の組織「腱鞘(けんしょう)」が炎症を起こしてしまう状態のことです。主に手首や指の使いすぎによって起こります。

■ こんな症状、ありませんか?
・手首の親指側がズキズキ痛む
・ペットボトルのふたを開けるときに痛みが走る
・指の曲げ伸ばしがスムーズにできない
・朝起きたときに手がこわばる
・スマホやパソコンを長時間使ったあとに違和感がある
こうした症状がある場合、腱鞘炎の可能性があります。

■ 腱鞘炎が起こりやすい人
腱鞘炎は、特定の動作を繰り返す方に多く見られます。
・パソコン作業やスマホを長時間使う方
・赤ちゃんを抱っこする機会の多い育児中の方
・美容師さんや調理師さんなど手先を使うお仕事の方
・趣味でピアノや手芸をされている方
特に女性ホルモンの影響で、妊娠中・産後・更年期の女性に起こりやすいとも言われています。

■ 放っておくとどうなるの?
軽度のうちは少し休めば楽になることもありますが、症状を放置して無理を続けてしまうと…
・痛みが強くなり、日常生活に支障が出る
・指が動かなくなったり、ばね指(弾発指)になる
・手術が必要になる場合もある
そのため、早めのケアがとても大切です。

■ 当院での対応
当院では、腱鞘炎に対して以下のような施術を行っております。
患部への適切なアプローチ(立体動態波など)
高周波を用いた物理療法で、炎症の軽減と血流改善を図ります。
関連する筋肉や関節の調整
手首や肘、肩のバランスを整え、再発しにくい状態へ導きます。
日常生活での使い方アドバイス
無理のない動かし方や、負担を減らすコツなどもお伝えします。
■ 最後に
腱鞘炎は「我慢できる痛みだから」と放置しやすい症状ですが、早めのケアが回復への近道です。
少しでも違和感や不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
お一人おひとりの状態に合わせて、丁寧に施術させていただきます。